4.1 OCR読み取り・エラー対処
健康診断結果のアップロードで使用できるファイルの種類、自動読み取り(OCR)の仕組みと読み取り対象の検査項目(64項目)、読み取り結果の確認・修正方法、および読み取りエラーが発生した場合の対処法を説明します。
アップロードできるファイルの種類
アップロードできるファイル: 写真(画像)または PDF のどちらかで提出できます。スマートフォンで撮影した健診結果表の写真でも、健診機関から受け取った PDF でも構いません。
どちらの場合も、文字がはっきり読めることが重要です。不鮮明だと自動読み取り(OCR)の精度が下がることがあります。
写真と PDF の違い
提出後の扱い(自動読み取り → 内容の確認・修正 → 提出)はどちらを選んでも同じです。操作の途中で見た目が変わるのは、ファイルを選んだ直後の表示だけです。
| 項目 | 写真(画像) | |
|---|---|---|
| 選んだ直後の表示 | 選んだ画像の縮小版(サムネイル)が表示されます | PDF アイコンとファイル名が表示されます |
| 自動読み取り(OCR) | どちらも同じように読み取られ、「健診データ確認」画面に結果が表示されます | |
| 向いている場面 | 手元の結果表をスマートフォンで撮って提出したいとき | 健診機関から PDF で受け取っているとき |
※ 選んだ直後の表示は 4. 健康診断のアップロード 手順 4 の 2 枚の図で見比べられます。
文字がはっきり読み取れるファイルをアップロードしてください。不鮮明だと正しく読み込めないことがあります。
OCR読み取りのしくみ
読み取りのしくみ: アップロードしたファイルは自動で読み取られ(OCR)、健診の項目と値が一覧で表示されます(4. 健康診断のアップロード 手順 5 の「健診データ確認」画面)。読み取りの結果はその場で自分で修正できるため、多少の読み取りミスがあっても問題ありません。
読み取られたデータと、お手元の健康診断結果(実物)を見比べて、内容に問題がなければそのまま「次へ」に進んで提出できます。値が違っている項目だけを修正します。読み取り対象の項目は 読み取り対象の検査項目(64項目)、確認と修正の手順は 読み取り結果の確認と修正、修正時の注意点は 修正時の注意点 をご覧ください。
読み取り対象の検査項目(64項目)
自動読み取り(OCR)の対象となる検査項目は、次の 64 項目です。「健診データ確認」画面には、健診結果から読み取られたこれらの項目が、下の表の番号順(個人情報 → 問診 → 身体計測 →…)で上から並びます。お手元の結果表と見比べる際の目安にしてください。
検査項目の一覧を表示する(全 64 項目)
| 番号 | カテゴリ | 検査項目 |
|---|---|---|
| 1 | 個人情報 | 氏名 |
| 2 | 個人情報 | 生年月日 |
| 3 | 個人情報 | 性別 |
| 4 | 個人情報 | 血液型 |
| 5 | 個人情報 | 受診日付 |
| 6 | 問診 | 喫煙歴 |
| 7 | 身体計測 | 身長 |
| 8 | 身体計測 | 体重 |
| 9 | 身体計測 | BMI |
| 10 | 身体計測 | 腹囲 |
| 11 | 視力 | 裸眼 |
| 12 | 視力 | 矯正 |
| 13 | 眼圧 | 眼圧 |
| 14 | 眼底 | KW |
| 15 | 眼底 | Scheie(H) / Scheie(S) |
| 16 | 聴力 | 1000Hz |
| 17 | 聴力 | 4000Hz |
| 18 | 血圧 | 1回目 |
| 19 | 血圧 | 2回目 |
| 20 | 肺機能 | %肺活量 |
| 21 | 肺機能 | 1秒率 |
| 22 | 脂質代謝 | 総コレステロール |
| 23 | 脂質代謝 | HDLコレステロール |
| 24 | 脂質代謝 | LDLコレステロール |
| 25 | 脂質代謝 | non-HDLコレステロール |
| 26 | 脂質代謝 | 中性脂肪 |
| 27 | 腎機能 | クレアチニン |
| 28 | 腎機能 | eGFR |
| 29 | 腎機能 | 尿素窒素(BUN) |
| 30 | 尿酸 | 尿酸 |
| 31 | 肝機能 | 総蛋白 |
| 32 | 肝機能 | アルブミン |
| 33 | 肝機能 | A/G比 |
| 34 | 肝機能 | AST(GOT) |
| 35 | 肝機能 | ALT(GPT) |
| 36 | 肝機能 | ɤ-GTP |
| 37 | 肝機能 | ALP |
| 38 | 肝機能 | LDH |
| 39 | 肝機能 | 総ビリルビン |
| 40 | 肝炎ウイルス | Hbs抗原 |
| 41 | 肝炎ウイルス | HCV抗体 |
| 42 | 膵臓 | 血清アミラーゼ |
| 43 | 糖代謝 | 血糖(空腹時) |
| 44 | 糖代謝 | HbA1c(NGSP) |
| 45 | 血液 | 赤血球数 |
| 46 | 血液 | ヘモグロビン(血色素量) |
| 47 | 血液 | ヘマトクリット |
| 48 | 血液 | MCV |
| 49 | 血液 | MCH |
| 50 | 血液 | MCHC |
| 51 | 血液 | 血清鉄 |
| 52 | 血液 | 血小板数 |
| 53 | 炎症 | 白血球数 |
| 54 | 炎症 | CRP定量 |
| 55 | 尿 | 尿蛋白 |
| 56 | 尿 | 尿潜血 |
| 57 | 尿 | 尿糖 |
| 58 | 尿 | 尿ウロビリノーゲン |
| 59 | 便 | 潜血1日分 / 2日分 |
| 60 | 腫瘍マーカー | PSA(PA) |
| 61 | 循環器系 | 心電図 |
| 62 | 呼吸器系 | 胸部X線 |
| 63 | 聴力 | 聴力検査(その他の方法による検査) |
| 64 | 呼吸器系 | 喀痰検査 |
※上記は読み取り対象の項目です。健診結果によっては値が空欄で読み取られる項目もあります。血液型・視力・聴力には入力上の注意があります(修正時の注意点 を参照)。
読み取り結果の確認と修正
「健診データ確認」画面(4. 健康診断のアップロード 手順 5)で、読み取られた値とお手元の健康診断結果(実物)を見比べます。内容に問題がなければ、そのまま画面下部の「次へ」に進んで提出できます。値が違っている項目があった場合は、次の手順で修正します。
- 修正したい項目の右にある 鉛筆(編集)アイコン をクリックします。
- 値が入力欄(または選択リスト)に変わるので、正しい値に直します。数値項目には数字や記号を入力し、血液型などはプルダウンから選び直します。
- 入力欄の右にある 保存(フロッピー)アイコン をクリックして確定します。取り消す場合は × を押します。
項目を編集したら、必ず保存(フロッピー)アイコンで確定してください。保存しないと修正が反映されません。
修正時の注意点(視力・聴力・血液型)
読み取り結果のうち、視力・聴力・血液型の 3 つは、そのままでは提出できない形で読み取られることがあります。この 3 つは特に念入りに確認してください。
共通の入力ルール
数値で記録する項目(視力・聴力・身長・体重・血圧など)には、数値だけを入力します。文字が入っていると「数値のみ入力してください。」と表示され、保存できません。検査していない項目は、画面の案内(「※所見なし(数値なし)の場合は空欄で入力」)のとおり空欄のままにします。
視力・聴力に文字が入っているとき
読み取り結果に「所見なし」などの文字が入っていると、数値項目に文字が入っている状態になり、そのままでは保存・提出できません(エラーになります)。鉛筆アイコンを押して、次のどちらかに直してください。
- お手元の結果表に数値がある場合 — その数値を入力します(視力は 1.2、聴力は 30 のように数字だけ)。
- 結果表にも数値が無い場合(その検査を受けていない、所見なしとだけ書かれている) — 文字を消して空欄のままにします。空欄であれば保存できます。
血液型が「A」「O」のように読み取られたとき
血液型は「型」まで含めて選びます。 「A」「O」のように型なしで読み取られているとそのままでは正しく扱えません。「A型」「O型」のように「型」付きの値になるよう、鉛筆アイコンを押してプルダウンから選び直してください(選び直し方は 読み取り結果の確認と修正 の図を参照)。
選び直すと、その項目の値の下に 「オリジナル: A」 のように読み取り時の元の値が小さく表示されます。修正済みであることの目印なので、そのまま提出して問題ありません。
困ったときは
OCR がうまく読み取れない
文字が不鮮明な場合や、傾いて撮影されたファイルでは読み取り精度が下がることがあります。撮影し直してより鮮明なファイルをアップロードするか、読み取り結果の確認と修正 の手順で手動修正してから提出してください。
対応しているファイル形式は何ですか
写真(画像ファイル)または PDF ファイルに対応しています。スマートフォンで撮影した画像でも、健診機関から受け取った PDF でも提出できます。
読み取り結果が実物と違う
確認画面でその項目を選んで修正できます(読み取り結果の確認と修正)。読み取り結果に誤りがあっても、確認画面で直してから提出すれば問題ありません。視力・聴力・血液型は入力に注意が必要です(修正時の注意点)。
読み込みが終わらない・途中で止まった
読み込み中は画面を閉じずにそのままお待ちください(「読み込みを開始」後に画面を閉じると読み込みが中断することがあります)。長時間まったく進まない場合は、通信環境を確認して最初からやり直してください。
間違ったファイルをアップロードした
手順 7 の「確定」を押す前であれば最初からやり直せます。「確定」を押したあとは、ご自身では取り消せません。お勤め先のご担当者にご連絡ください。